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BenriWorks Lab

連載

Codex 集中講座

1回 / 全17

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ガイド公開日

Codex はどこで動き、この講座で何を作れるようになるか

机の上に手書きの構成図を広げ、こちらを向いて座っている男性の開発者

Codex 集中講座の第1回。Codex が動く5つの場所と、手元で動かすときに共通して効く仕組みを整理し、全17回で何をどの順に身につけるかの地図を示します

開発を手伝うAIに「作って」と言えば、何かは出てきます。出てきたものを本番に出してよいかどうかは別の話で、そこを決めるのは道具ではなく、人が組み立てた手順のほうです。

この講座は、Codex という道具を手元に入れるところから、書いたものが自分のURLで公開されるまでを17回で通します。扱うのは Codex だけではありません。Git、GitHub、GitHub Actions、Vercel も同じ列に並べます。どれか1つが欠けると、AIが書いたものを人が確かめて世に出す流れが途切れるからです。

案内役の男性が資料のファイルを手に持って立っているバナー。「Codex 集中講座」「全17回で通す」というコピーと、導入から書いたものが自分のURLで公開されるまでという説明が入っている

Codex が動く5つの場所

Codex は OpenAI のコーディングエージェントです。公式ドキュメントによれば、リポジトリを読み、ファイルを編集し、コマンドを実行します。動く場所は大きく5つあります。

場所何をするところか
ターミナル(CLI)codex と打って対話する。設定や自動実行に一番近い
IDE 拡張VS Code などの横に出す。開いているファイルと選択範囲を文脈として渡せる
デスクトップアプリChatGPT アプリの中の Codex ビュー。Windows と macOS
クラウドタスクごとにコンテナを立て、リポジトリを取り出して作業する
GitHubプルリクエストのコメントから呼び、レビューやタスクを走らせる

この講座は、Windows のデスクトップアプリとターミナルを軸に進めます。同じ設定ファイルと同じ AGENTS.md を読むため、片方で覚えたことはもう片方でも効きます。

手元で動かすときに共通して効く3つ

場所が5つあっても、手元で動かすときに効く仕組みは共通です。

ひとつ目は AGENTS.md です。Codex は作業を始める前にこのファイルを読み、そこに書かれた規約と検査コマンドに従います。リポジトリに置けば、誰がどの場所から呼んでも同じ規約で動きます。第9回で扱います。

ふたつ目はサンドボックスと承認です。手元の Codex はOSが強制する枠の中で動き、読み取りだけ、作業フォルダへの書き込み、制限なしの3つから範囲を選びます。それとは別に、どこで止まって人に聞くかを決める承認の方針があります。第5回で扱います。

みっつ目はモデルと思考の深さです。どのモデルで動かすか、どれだけ考えさせるかを選べます。深く考えさせれば時間と使用量を使い、浅くすれば速く返ります。第4回で扱います。

全17回の地図

Codex集中講座の全17回を6つの部に分けた地図。はじめる、制御する、土台、覚えさせる、届ける、続けるの順に並び、各部に含まれる回の番号と主題が書かれている
6つの部に17回。前半は手元、後半は公開までを扱う

第1部「はじめる」は第1回から第3回です。全体像、Windows への導入、最初の1時間の操作を扱います。

第2部「制御する」は第4回から第6回です。モデルと思考の深さ、承認とサンドボックス、依頼の書き方とプランモード。同じ道具でも、この3つの設定で結果は変わります。

第3部「土台」は第7回と第8回です。Git と GitHub。AIが書いたものを読み、戻し、他人に見せるための道具で、Codex より先に存在します。

第4部「覚えさせる」は第9回から第12回です。AGENTS.md、スキル、MCP、そして3つの使い分け。毎回同じことを言い直さずに済ませるための仕組みです。

第5部「届ける」は第13回から第15回です。GitHub Actions で品質の門を作り、Codex をクラウドと GitHub 上で動かし、Vercel で公開します。

第6部「続ける」は第16回と第17回です。つまずいたときの直し方と、何を任せて何を自分で決めるか。

この講座が前提にすること

ChatGPT のアカウントが要ります。公式ヘルプによれば Codex は ChatGPT のプランに含まれ、Free と Go のプランでも使えます。使えるモデルと使用量の枠はプランで違うため、最新の条件は ChatGPT のヘルプで確認してください。

Windows のパソコンを想定します。第2回で導入する順序は Windows 向けですが、それ以外の回は macOS でも Linux でもそのまま通用します。

コードを書いた経験は前提にしません。ただし第7回以降は、ファイルとフォルダを扱うことと、コマンドを1行打つことに抵抗がない程度を前提にします。

道具の話にならないように

最後にひとつ。この講座は Codex の機能一覧ではありません。

機能の説明だけを読むと、全部の設定を使いたくなります。実際に要るのは、自分の作業で毎回困っている場所に効く設定だけです。だから各回は「何ができるか」ではなく「どこで困って、何を置いたか」の順で書きます。

第2回は導入です。Windows に Codex を入れ、最初の画面が出るところまで進みます。

参照した公式情報

  • OpenAI「Codex CLI」「Codex IDE extension」「ChatGPT desktop app」「Codex cloud」「Review GitHub pull requests with Codex」(developers.openai.com/codex、2026年9月時点)
  • OpenAI ヘルプセンター「Using Codex with your ChatGPT plan」「ChatGPT Work and Codex」

よくある質問

プログラミングの経験がなくても読めますか
コードを書いた経験がなくても、第1回から第6回までは読めます。第7回以降は Git と GitHub を扱うため、ファイルとフォルダ、コマンドを1行打つことへの抵抗がない程度は前提にします。必要な操作はその都度書きます。
Codex を使うのに費用はかかりますか
公式ヘルプによれば Codex は ChatGPT のプランに含まれ、Free と Go のプランでも使えます。使えるモデルと使用量の枠はプランによって違うため、最新の条件は ChatGPT のヘルプで確認してください。この講座は特定のプランを前提にしません。
Windows 以外でも読めますか
第2回の導入手順は Windows を対象にしています。それ以外の回は、macOS でも Linux でもそのまま通用する内容です。

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